魅力ある会社であり続けること

令和５年６月１５日に創業６０周年を迎えることができました。これもひとえに皆様のご支援・ご愛顧の賜物と心より感謝いたしております。土木業界は昔から”３K”という言葉が使われてきました。「きつい・汚い・危険」頭文字をとって作られた略語で、バブル景気全盛期だった１９８０年代末頃に使われるようになり、さらに”新３K”｢給料が安い・休暇が少ない・かっこ悪い」これらを合わせて”6K”と呼ばれることもあります。「人が集まる魅力ある会社」と問われたら皆様はどのような会社を考えますか？　昨今国が進めている新３Kには「給与がよい・休暇が取れる・希望がもてる」の意味があり、建設業を目指す人が増えることを目標にさまざまな取り組みが行われています。例えば、週休2日を確保するために官公庁の工事を中心として、工期の設定や経費の補正を実施する週休２日対象工事やICT（情報通信技術）の導入など、建設現場の生産性向上を図る取り組みであるi-Constructionの推進です。しかし本当に魅力を感じて欲しいのは、”3K”と呼ばれている土木業界は、お客様から直接評価をいただけることが多く人々の暮らしを支える大切な職業ということです。自分の仕事が構造物として形に残り大きな達成感を得られることに魅力を感じて欲しいです。大変だというイメージが大きい職種ですが、その分やりがいがあり社会貢献度も高いです。これからも地域のエッセンシャルワーカーとして常にお客様に喜ばれる技術と商品とサービスを提供し、社会に貢献できる人財を輩出し続けることを目指してまいりますので、今後とも一層のご支援・ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

代表取締役　日下部　聡